3次元計測

Placeholder image

3次元計測技術を得意とし、地上型レーザースキャナー、UAV(ドローン)、MMS(モービルマッピングシステム)、ナローマルチビームを適所に使い分け、信頼性の高いデータを効率的に作成し、提供いたします。

常に最先端の技術に関する情報を収集し、研鑽することに努め、県内でのトップランナーであり続けることを目指しています。

UAV(ドローン)

Placeholder image

UAV(ドローン)を用いての静止画・動画撮影及び計測調査等を行っています。

【保有機体・構成】
・DJI Mavic 2 Pro
・DJI Inspire 2 + Zenmuse X5S
・DJI Matrice 300 RTK + Zenmuse P1,L1
・DJI Matrice 600 pro + SONY α7R II
※全機種、賠償責任保険・機体保険に加入済

【画質】
高画質・高品質の静止画のほか、動画はフルHDから4Kまで対応します。

【機体制御】
最上位機種のプログラム飛行は、センチメートルオーダーの精度で飛行ルート制御をすることができます。

【計測飛行】
UAVを用いた空中写真測量及びUAV搭載型レーザスキャナを用いたUAVレーザ測量に対応します。

3Dレーザー

Placeholder image

従来の測量では、地形や構造物などの変化点等を1点1点計測することで形状を把握してきました。
それに対して3Dレーザーは、1秒間に数千点以上のレーザーを放射状に発射し、周囲を面的にスキャニングすることで点群データを取得します。
立体的に空間構造を把握できるので、CADデータとして平面図や断面図も容易に作成することができます。

【高い精度】
弊社の持つ他の点群データの取得方法としては、ドローンで撮影した静止画からステレオ画像解析を行って得るもの、MMS(モービルマッピングシステム)搭載のレーザースキャナーで得るものがあります。地上型3Dレーザースキャナーで得るデータは、ステレオ画像解析や移動体からのデータ取得よりも高精度であるため、最も精度が求められる業務に用いられます。

【長い有効射程】
広範囲の測定はドローンが最も得意とするところですが、地上型3Dレーザーも約300mという長い射程を持っているため、見晴らしが良く、適当な範囲の広さの計測にはドローンよりも適しています。
【補測への利用】
設置場所の自由度が高いので、ドローンやMMSで死角になった箇所の補測に適しています。

ナローマルチビーム

Placeholder image

 ナローマルチビームは、船舶に機器を搭載して音波の送受波方式を用いて、1 回の音波送信に対して多数の海底後方散乱点( 測深点) を計測する技術です。シングルビーム測深機に比べて、一度に256 ~ 1500 点以上の測深点が得られることが最大の特徴です。また進行方向に対して計測したい深度方向を決めて計測することにより計測した測深点の精度を一定に保つことができるため、現在では高精度での深度計測を行うために最もよく使われています。

【作業の効率化】
面的に測深し、広範囲かつ高密度のデータを効率的に取得することが出来るため測深時間は短縮され、海底地形形状が詳細に把握出来るため作業効率が大幅に向上します。

【多方面の図面作成】
従来の等深線図・水深図の他に、詳細な3D海底地形図の作成が可能です。  

3Dモデル

Placeholder image

3Dカラー点群データから様々な3Dモデルを生成し、地形などの見える化を図ることができます。
また、任意の断面図の作成や変状状況などの解析を行うことができます。

【3Dモデルの生成】
3D写真、ワイヤーフレーム、サーフェイスなどの3Dモデルを作成し、容易に地形などを視認できるようにすることができます。

【3Dモデルの解析】
サーフェイスモデルから任意の断面を設定して、断面図を生成することができます。
また舗装路面の状況変化、トンネル壁面の変状状況などを数値的に解析して把握することができるため、維持管理やアセットマネジメントに役立てることができます。

【その他】
これらは住民説明会などで、視覚的にわかりやすい資料としても活用できるものと思われます。  

i-Construction

Placeholder image

建設業は他業種と比べて就労者の高齢化が進み、生産性の向上も遅れていました。そのため2016年から国土交通省では20%の生産性向上を目標に、ICTを活用した新たな取り組みが進められています。
i-Constructionと呼ばれているこの取り組みでは、測量~設計~施工までを3Dデータを活用することによる生産性向上を目指しています。

【コマツ様とのパートナーシップ】
3Dデータを利用した自動施工建機のトップランナーであるコマツ様とパートナーシップを結び、主に測量の分野で協力させて頂いています。
ドローン、3Dスキャナーを用いた設計前の現場測量。施工時の起工、出来形測量に積極的に取り組んでいます。

【3D設計】
今後は3D設計にも取り組み、測量から設計まで一気通貫で携わることができるコンサルタントを目指します。
 

KUMONOS

Placeholder image

「KUMONOS」は、ノンプリズムトータルステーションにクラックスケールを組み合わせた計測器です。

【コンパクトなシステム】
コンパクトなシステムにより、軽快なフットワークで計測場所を移動することができます。離れた場所からの計測が可能で、ひび割れの幅が正確に測定できます。
トータルステーションでは、高精度な位置座標を持つ計測データを取得することができます。

【速く正確な計測】
計測データを計った順に自動で結線することでデータ整理に掛かる工数を削減し、面に対する指し角との交点を計算する串刺し計測方法により速く正確に計測します。
計測データは、専用の解析ソフトとCADを使用することにより、自動的かつ正確にパソコン内に展開させることができます。

【立面図・展開図】
「KUMONOS」は、ひび割れ計測だけでなく、建造物の「立面図」「展開図」が簡単に作図することができます。古い建造物の図面作成や、アセットマネジメントなどにも大きく貢献することができます。
NETIS登録(KK-080019-V)

MMS(モービルマッピングシステム)

Placeholder image

MMS(モービルマッピングシステム)は、車両にレーザースキャナー、GPS、IMU、カメラなど多彩な機器を搭載して、走行しながら計測を行う移動計測システムです。
車両搭載機器を使用するため、決まった路線とその周囲のみの計測に限定されますが、道路及び関連施設の計測には非常に適しています。

【現況確認】
MMSは3D点群データと画像を併せて取得するので、3Dカラー点群データを生成することができます。生成された3Dカラー点群データは任意の角度からズームして視認できるため、容易に現況確認を行うことができます。

【工期短縮と安全性向上】
MMSは普通走行での計測が可能なため、短時間でデータ収集を行うことができます。また、これまで交通が行き交う路上で行っていた業務を車両内で行うことができるため、安全性も向上します。

【道路の維持管理】
同位置のデータを時系列で並べて比較することが可能なため、維持管理に大いに役立てることができます。維持管理の対象としては、舗装路面、トンネル壁、橋梁などが考えられます。
また、災害時においては被災前後の3Dデータを用いて普及を計画し、復旧工事を自動施工で速やかに行うことも将来的には期待できると思われます。